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新型コロナウイルスへの緊急提案―素晴らしい再会と出会いに感謝―

生物学者の立場から新型コロナウイルスに対する提案を続けてきたが、予想通り、ごく僅かの人々からの反応しか得られていない。
何も知らない無辜の人々に私が体験したり、実際に見聞きした正しいと思われる情報を幅広く伝えるにはどうしたらよいのか悩んでいたところ、不思議なことに天からの配慮が伝えられた。
その一つは、「エイズとガンの免疫学」の著者である元京都府立医科大学の内科学の教授である近藤元治さん、もう一つは私に本の執筆依頼に来られた国書刊行会という出版社に関係しておられる黒川文雄さんである。
近藤先生がこの書を刊行されたのは1986年の9月ですから34年も前のことになります。34年も前に出会って、この書を謹呈されたのですが、書架の奥の方に紛れ込んでいて今まで気が付かなかったのに、不思議なことに目に留まったわけです。早速ネットで検索するとまだご存命で現役の様子。早速病院に電話したところ幸運にも在席しておられ、4月6日にお会いすることになった。これで、医療関係者に対する道が一つ開けた。黒川さんは3月31日にわざわざ東京から研究所を訪ねてこられたのであるが、何とこの人は医療関係に精通したジャーナリストで、医療現場や製薬会社の裏話、闇の部分をたっぷり聞かせてもらった。
私が、個人的、直観的に感じていたことが間違いないことを明確に裏付けて頂けた。
例えば、認知症の引き金になる大きな原因が、何と歯周病であること。この適切な治療方法がないことを教わった。この歯周病菌が駆逐出来れば多くの歯医者が失業するであろうというのが彼の話である。近藤先生の本を読み返してみると、ガン細胞が生まれるための引き金になるのは外因、内因に因るということであるが、私の予測通り病害菌やウイルスが引き金になることが主で、次が免疫力の低下による体細胞のバランスが崩れたことによる異常細胞の出現が原因らしい。二人の共通する意見は、自己免疫力を高めることが基本であるということで一致していた。正に、我が意を得たりである。近藤先生の著書は、今日絶版になっているかもしれないが、彼が私のような素人でも分かるように書かれた努力は並大抵のものではなかっただろう。医学書でこのような類の書はめったにお目にかかれないだろうが、現代でも重版されていたらぜひ読んで頂きたい。関西弁で表現すれば「めちゃくちゃおもろい、役に立つ本やで」。お二人から得た知恵を加えて、もう一度、竹酢液のような生物由来の多成分で構成される混合液の薬理効果を体験的に実証されてきた事実と自然科学が明らかにした科学的裏付けを援用しながらまとめてみよう。
(続く)2020/4/3.